私たちがご紹介する不動産物件は八ヶ岳南麓地域を多く取り扱っています。
八ヶ岳南麓地域は主に高根町(清里)、大泉町、長坂町、小淵沢エリアとなります。
様々な特色がある町の集合体の北杜市は広く標高も約400m ~ 1,400mまであり、その土地ごとに環境も全く違ってきます。
下記に簡単なエリアごとの特徴を記載致しますので、物件を探されるさいのご参考にしてみてください。
高根町清里
弊社がある清里、清里と聞いて思い浮かぶのは爽やかな山岳高原、一昔前の駅前やペンションブーム、そんな駅前を使って現在、地方再生事業を行っている…などかと思います。
どれも間違ってはいないかと思いますが東京から移住をして、長い間清里に暮らしてきた私たちにとっての清里は”自然と利便”が程よく、居心地良くとても住みやすい場所だと思っております。
清里は民間企業が主体となって開拓をしてきた場所ではなく、ポールラッシュ博士外偉大な先人達の指導により開拓されてきた場所です。
他のリゾートエリアと比較し他資本による開発ではなく、上記のような先人の方々が厳しい自然環境の中、苦労を経て開拓されてきた為、大規模な商業施設等はなく牧歌的な風景が残り、定住者や移住者と自然が程よい距離感で過ごす素晴らしい場所です。
少し車を走らせれば清泉寮や牧場通りのようなアルプスを連想させる牧歌的景観、レジャースポットとして人気の高いサンメドウズ清里、萌木の村をはじめとする飲食店の数々。自然に囲まれたで暮らしをしたいけれど、山奥すぎるのは…と感じる方には最適の場所かとも思います。
また、自然環境(主に積雪)についてですが清里は標高は約1,000mから上の地域となります。夏は涼しく冬は比較的寒い場所で、避暑地として最適な場所の一つかと思います。
よくお客様から清里は雪の多さが心配とお問い合わせを頂きます。八ヶ岳南麓は太平洋岸気候ですので実は積雪はかなり少なく、積もる事もシーズンのうち数える程ですぐに溶けてしまいます。一方で西麓(蓼科・原村方面)に向かうにつれ積雪は多くなります。
清里ではもちろんスノータイヤは必要ですが、雪かきを毎日のように行うといった事はこれまで経験したことはありません。
大泉町
清里のお隣、
移住、二拠点に、そして移住後のご商売先としても大変人気の大泉町。
大泉町を車で走るとそこかしこに飲食店や宿泊施設、そして広くはないもののコンパクトに分譲された別荘地がよく目に入ってきます。また、農地(田んぼ)も多くリゾート感を感じながらも日々の暮らしの中に山々や農村風景を眺める事ができる地域です。
標高は約950 ~ 1,200m程度までとなります。積雪は清里とさほど変わらないかと思います。
眺望の良い場所が多く、清里に負けず劣らず昔から別荘地として人気の高いエリアです。一方で眺望の良い”場所”は多いですが、眺望の良い”物件”は正直少ないです。また、大泉町では一部土砂災害警戒区域等もございますので物件を探される際には注意が必要です。
物件数は清里に比べると遥かに多く、飲食店・診療所・日々の買い出しに必要な日用品店も北杜市内においては充実しております。
より利便性を求めた山暮らしを求める方にはおすすめのエリアです。
小淵沢町
八ヶ岳の高原リゾート玄関口、そして”馬”のまちとして人気の高い場所が小淵沢です。
降水量が少なく、標高が高いため暑さに弱い馬が過ごしやすい環境もあり、周辺には馬術競技場なども点在しております。
小淵沢はやはりその便利さが一番の魅力ではないでしょうか。
中央線や特急も停まるJR東日本小淵沢駅、中央自動車道小淵沢インターチェンジ。都内方面を行き来する事を考えた時には南麓エリアの中でも群を抜いて便利かと思います。
※新宿からは特急で約2時間ほどです
また最近では他リゾート地より地価が低く、そして住環境も良いといった理由から別荘替え先としても選ばれる方もいらっしゃるようです。
小淵沢エリアは中央自動車道小淵沢ICより下のエリアには昔ながらの町並みや田園風景が広がっており、ICより上のエリアには別荘地やリゾートマンション、大規模な宿泊施設や飲食店エリア、道の駅などが立ち並んでいます。
標高は小淵沢駅で約890m、さらに高い場所で1,100mほどになります。住環境や利便性も良く、特にICより上のエリアは物件を探されている方も多いですが、清里同様に中々良物件が出てこないのが現状。非常に人気の高いエリアで物件は多くはありませんが、東京都内をはじめ二拠点生活かつお車や電車での移動が多い方には便利なエリアかと思います。